炎上必死!? ※子供へのヘアカラーの危険性！

「今度、七五三の写真を撮るので、5歳の子供なんですけどヘアカラー出来ますか？」

このような問い合わせ、そうですねぇ～年間3~5件はあるでしょうか。。

結論から申し上げまして

当店では絶対に施術いたしません！

子供の薄くてやわらかい皮膚には刺激が強すぎます

また予期せぬアレルギー反応が出る危険性が高いです

皮膚炎などのリスクが大人より高いです

大人でも頭皮の状態を見て、炎症が認められた時などは施術をお断りしていますので、子供のデリケートな皮膚であれば言うに及ばずです！


こんなことを書くと非難もあるでしょうが…
それを承知した上で書けば、子供を持つ親としてはいかがなものか？と思います。
賛否もあるかもしれませんし、知らなかった（知識がないので分からない）、記念だからオシャレしたいなどなど、思考も分からなくはありませんし一概に非難のみしようとも思いませんが…

TVの映像で中国の小型犬がカラフルな毛色にされていたり、熱帯魚が体内に入れられた染料によって光っていたりするのを見たことないでしょうか？
それこれは厳密にはちがうじゃないか！と言われそうですが、私に言わせればペットであっても人間の子供であっても飼い主または親の所有物ではありません！
当然のことながらモノではなく命ある生命体であり、また意思決定が出来ないだけで個人としての意思を尊重すべき存在であると思います。
すなわち、親だからといって無知識なまま安易にカラーをすることを子供に承諾（強制）させ行うことはエゴ以外に何者でもないと不快感を覚えます。
自己満足とは書いて字のごとく、自己のために自己が行うことであって、それは言い換えれば意思決定できる＝自己に責任を持てる立場にある者が自己判断と責任に於いて行うことはさておき、そうでない場合、その『個』に対して責任を持てないならばすべきではないことと思います。
万が一何かあった時に子供に責任取るのは親だから。という言葉も聞こえてきそうですが、不快であったり、時に痒みや傷みを感じるのが施術を申し出た本人でない親なのであれば、子供であっても個としての他者に強いることではないと思います！



※批判を述べたかったのではなく、時にリスクなどのご説明しても「どうにかなりませんか？」とおっしゃる方がいらっしゃいますので記載しました。
お問合せいただくのは問題ないですが、どのような申し出があっても当店ではお断りさせていただきますことをご了承くださいませ。