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市販のシャンプーは安全?使い続ける事は危険?? part2


ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Na

まず、どのシャンプーを利用しようか考えた際、一番にチェックするべき成分が、ラウリル硫酸Naとラウレス硫酸Naと言われています。他にも色々な成分がありますが、まずはこの二つを確認してみます。

この二つの成分はシャンプーの合成界面活性剤で、特に刺激と毒性が強いといわれています。
特にこの二つの成分が入っているシャンプーは避けたほうがいいとのことでした。

 

ラウリル硫酸Na

ラウリル硫酸Naはアニオン界面活性剤(洗浄剤)の一種で泡立ちが良く強い洗浄性があり、安価に製造できるので一般向けのシャンプーに良く使われている成分です。刺激性が若干ある為に、敏感肌であったり乾燥肌のタイプの人は、まれに痒み等を感じる場合があるそうです。

ラウリル硫酸Naが危険だと言われている所以として、その分子量が非常に小さいので肌の中に浸透していきやすいという点が挙げらます。この特徴から「経皮毒(けいひどく)」になる可能性が高くなってしまうとのこと。経皮毒とは皮膚から有害性のある化学物質が吸収されることとして使用している造語のことです。

また、洗浄力と脱脂力(油分を奪う力)が強く、さっぱりと皮脂や汗、汚れを取り除いてくれる半面、必要以上に頭皮から皮脂を奪ってしまうことにより、頭皮が乾燥して毛穴も痛んでしまいます。さらに、頭皮を守ってくれる皮膚常在菌を死滅させることにも繋がり、その結果、抜け毛や薄毛、フケや痒みといった症状を引き起こす可能性もあるわけです。

※現在ではこのラウリル硫酸Naはあまり使われなくなっており、さらに石油ではなく植物成分からの合成に切り替わっています。それでも、CMで紹介されているような有名な市販のシャンプーであってもまだまだ使われている成分でもあります。

ラウレス硫酸Na

ラウレス硫酸Naはラウリル硫酸Naの刺激性を緩和した成分で、こちらもシャンプー等に汎用されています。両者とも名前が非常に似ているので、どちらがどうなんだと混乱してしまいますが、先ほど紹介したラウリル硫酸Naの方が毒性が強いと言われています。

ラウレス硫酸Naは、ラウリル硫酸Naに比べて分子量が大きく、皮膚に吸収されにくくなっています。先に述べた「経皮毒」によって健康を害する恐れが低いともいえますが、しかし、洗浄力・脱脂力はラウリル硫酸Naと同様に非常に強く、頭皮・髪の毛の油分を根こそぎ奪ってしまいます。
結果的に、髪の毛が軋んでしまいますので、それを補うためにシリコンが使われたりします。
頭皮がオイリーな方なら良いかもしれませんが、敏感肌であったり、乾燥肌である場合は、使用は控えたほうが良いといえます。

いずれにしても、名前に「硫酸」と入っていることからしてなんだか体に良くなさそうな気がしますね(汗)

ちなみに、昔は石油から合成されていましたが、現在では植物成分からの合成に切り替わっているようです。この辺りは、消費者の方々も成分には敏感になりつつあるので、メーカーも気を配ってその製法や原材料を変更してきたということでしょう。
しかし逆に穿った考え方をしてみると、やっぱり石油由来のものは何らかのマイナス面もあったのかな?とも考えられますね。


『まとめ』

市販のシャンプーの使用が悪である! とは言いません。

しかし、シャンプーは基本的には毎日使いうものです。
それが10年20年と積み重なっていった場合、人体にどのような影響が出るのか?もし将来的になんらかの影響が出てしまっても、きっとその原因がシャンプーである事実は誰にも証明することはできないでしょう。

それでも、現在『シャンプーはしているのに痒みがある』『フケが出やすい気がする』などなど頭皮のトラブルを感じておられる方がいらっしゃるとすれば、その原因が安価で上記のような成分が含まれたシャンプーによって引き起こされている…という可能性は否定できません。
シャンプーを変更したら頭皮の痒みと乾燥肌が改善したう話はよくあることです。
この記事を読まれて「もしかしたら・・?」と気になった方は一度現在使っているシャンプーを改めて見てみられてください。そしてシャンプー選びについては記事を読んでもまだ分からないことだらけでしょうから私たち髪と頭皮のプロにご相談くださいませ。


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