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- Date:2024年11月27日
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まず、シャンプーには大きく分けて3つのタイプが存在しています。
詳細にいうともう少し種類は増えるのですが、基本的には以下の種類に分類されています。
では、一つずつその特性を説明していきます。
ここで言う「高級」とは、「高価な」とか「上質な」という意味では無く、「分子量が大きい」という意味です。高級アルコールシャンプーは、さらに「天然」と「合成」とに分けられ、天然はオイルベースの合成界面活性剤から、合成は石油からそれぞれ作られており、洗浄力が強くて泡立ちが良いのが特徴です。
「石油」と聞くと、まず最初に思い浮かべるものは「ガソリン」だと思いますが、市販で販売されているシャンプーには、石油を原料にしている合成界面活性剤から作られているものが一般的です。石油ベースはコストが安いので市場に販売するシャンプーの価格を抑える事に貢献しているわけです。
しかし、これは言い換えれば、「石油」で頭を洗っているということにもなり、それを知ってしまうと市販のシャンプーが「体に悪そうなイメージ」へと変貌してしまいますね。
ただし、最近では植物成分からの合成へと切り替わってきており、一概に全ての市販シャンプーがダメということではありません。
高級アルコール系シャンプーの大きな特徴は、強い洗浄力と脱脂効果、価格の安さです。
しかし、強すぎる洗浄力のため洗いあがりはさっぱりしますが髪の毛がゴワゴワになり指通りも悪くなってしまいます。それらのデメリットを消すために使われているのがシリコンなのです。
アミノ酸系シャンプーは、最近のシャンプー市場を賑わせているホットキーワードです。
こちらも「合成」成分のものと「天然」成分のものがあり、どちらも弱酸性でアミノ酸から作られる界面活性剤を使用しているため、市販のシャンプーに比べて肌への刺激が少なく、髪や頭皮にやさしいという特徴があります。
主成分であるアミノ酸系の成分が髪の毛を保護してくれますので、育毛に効果があるとされている天然成分が配合された商品もあります。
デメリットとしては、市販のシャンプーに比べて価格が高く、また洗浄力も弱いため、頭皮がオイリーな方は2度洗いの必要があるといった点があります。さらに、無添加を謳っていても、フェノキシエタノールなど防腐剤などを使用していることがあります。成分表に表記されている、「ココイル○○」や「コカミド○○」、「ココアン○○」がそれにあたります。防腐剤が頭皮に与える影響は良く分かっていないのですが、天然シャンプーであっても品質を維持するために、これらの防腐剤が利用されることがあります。
石けんシャンプー自体は昔から販売されていたのですが、世間一般的な認知度としては低いといえます。しかし、石けんシャンプーは刺激が少なく環境にも配慮された安全性の高い成分で構成されており、頭皮が弱くて刺激肌の体質の人や、赤ちゃんにも安心して利用することができるなど、安全面で大きなメリットが存在します。
成分としては「石ケン素地」や「カリ石ケン素地」と表記されています。
本来は「酸性」である頭皮を石けんの成分が「アルカリ性」へと変化させてしまうので再び頭皮を酸性に戻すためにリンスを使う必要はあります。
また、髪のゴワツキやきしみもデメリットと言えますが、頭皮にとって一番安全と言えるのが、この石けんシャンプーではないでしょうか。
これらを踏まえてシャンプー選びを考えると・・・
私個人の意見としては市販のシャンプーが絶対悪の様な言い方はしたくは無いのですが、正しい情報を調べれば調べるほど「売れればOK」の日本の体質には疑問を感じずにはいられません。
市販シャンプーの売れ筋ランキングを見てみても、TVCMでガンガン宣伝しているものがTOP10を占めているような現状もありますしね。
様々な成分を吟味しつつ、プロのアドバイスを参考にして選んでいただくのが良いと思います!
→ 後日、part2ではシャンプーの成分について書いてみたいと思います。。