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ブリーチ、ヘアカラーの違いって!?

 


髪の色を抜く=脱色=ブリーチ

ブリーチとは、元々の黒色から「色を抜く」ということを行うものです。
脱色剤であり色素を(壊して)抜くためのものです。
ブリーチを行うことによって黒色だった髪の毛が最初は茶色になっていきます。
何回も何回もブリーチを行うことによって金色に移り変わります。
そして最終的に白(ぽく)になります。
最終的に白色になればどんな色にも変えることができます。
また絵の具に例えれば、白は上から色を混ぜればどんな色にも変えることができるからです。

と、理屈上は上記のような意味合いですが、そう簡単でもないのが現実。。
特に日本人は色素が濃いのでブリーチ一回では明るい茶色、もしくはオレンジがかった茶色にしかなりません。
だからといって何度も繰り返せば髪はダメージを負い最悪は溶けて切れたりも。。

 ★向かって左…ブリーチ2回 右…3回

髪に色を入れる=カラー

ヘアカラーは色を抜くためのものではなく「上から色を重ねていく」ためのものです。
黒髪の上からヘアカラー剤で色を足すことももちろんできます。
黒髪をベースとし、その上からヘアカラー剤で色を変える。
ブリーチほど劇的に色を明るくすることはできませんし、故にビビットな赤や青といった色も出せませんが、チャート(明るさと色の見本)に沿って明るさと色味を変えられます。
またダメージも極力抑えることが可能なためお手軽で安心な面も大きいのです。


どちらの場合も施術後のアフターケア、トリートメントの重要性は変わりませんし、それは“手間”と言えばそうですが、髪を染めた後はキューティクルが剥げ(開き)やすくなります。
キューティクルとは髪の毛の表面を覆っている細胞のことで、これがなくなると髪の毛から栄養や水分が流出しやすくなります。ちゃんとケアしてあげないと髪の毛がパサパサになります。

髪を染めるということは実はなかなか単純なことではないのです。
しかし、自分の髪の色が変わるということはとても楽しいことです。
髪が明るいほうが気分も明るくなれるでしょう。違う自分に出会えるかもしれません。
新しい出会いや出来事が起こるかもしれません。

髪の毛のことをしっかりと自分で考え知った上で、安易にセルフカラーなどに頼らず、プロの知識と助言を頼ってくださいね。そして適切に安全安心にヘアカラーを楽しんでください。

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