クセ毛・ストレートパーマ・縮毛矯正について

まずは画像のふたつのクセ毛の形状を見てくださいね。

★『波状毛』と呼ばれるタイプのクセ毛
日本人を始めアジア系に最も多いタイプです。
名前の通り波打つようなうねりが特徴でウェーブの大小など様々なパターンがあります。
クセはそれ程強くない為、ブローする事で簡単に伸ばす事もできストレートヘアよりもクセを活かすスタイリングをすれば直毛より仕上げが楽な場合もあります。

★『縮毛』と呼ばれるタイプのクセ毛
黒人に多くチリチリに縮れネジレており、髪のウネリが細かく強いタイプです。
まれに螺旋状になっている場合もあります。クセ毛の中で一番ウネリが強いのが縮毛です。
ブローでは落ち着かせるのが難しくスタイリングの支障になることが多いので、短く切って扱いやすさをとるか、または縮毛矯正（パーマ処置）にて対応するのがベター。

さて、ここで俗に言う『ストレートパーマ』と『縮毛矯正』との違いについてですが…
基本的には、どちらも髪のクセを真っ直ぐにして扱いやすくするパーマです。
しかし細かく言えばストレートパーマは薬剤の力によって髪を真っ直ぐにする方法で、縮毛矯正とは薬剤＋アイロン（熱）の力によって髪を真っ直ぐする方法と言い分けられます。
故に、真っ直ぐする力は、ストレートパーマ ＜ 縮毛矯正という感じです。
つまり、波状毛程度でしたらストレートパーマで充分な効果を得ることが出来ます。
ですが、縮毛となると縮毛矯正でないと充分な効果が得られません。

クセが気になる、クセが邪魔でスタイリングがやりにくい、サラサラな髪にしたいetc…
そういった希望の場合には、まず自身の髪の状態がどういうタイプであるかを知り判断した上で適した方法での施術が好ましいです。
また縮毛矯正は熱の力を使うのでダメージケアも重要になってきます。
ですから何でもかんでも縮毛矯正！という訳にもいかないですし、その逆も同じなのです。

これを読んでも専門的なことは分からないことばかり、分からなくて当然ですので、私たちがプロの眼で髪の毛の状態の判断と適切な方法をオススメさせていただきますので、お気軽にご相談してみてくださいね^^