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- Date:2024年11月27日
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カラートリートメントには、シリコーン系など髪を保護するためにコーティング作用のあるものが配合されています。
連続して使用していると少しずつ髪の表面に蓄積され、それがパーマ液やカラー剤の働きを低下させてしまうことがあります。どの程度髪の表面に蓄積されているかは見た目では判断できないために事前に使用履歴を知ってもスッピン状態の髪のように扱うことができません。
特に明るい色に染めたいという場合、カラートリートメントに配合されている合成染料や天然色素が邪魔になることがあり、そのままで上からカラー剤を塗るとムラが出やすくなります。
特に後ろ側や髪の奥などしっかり染まっていない部分と、手が届きやすくしっかり染まっている部分ではかなり差が出てしまうことがあります。
また明るい色に染める場合、HC染料や塩基性染料、天然色素で染まった髪を脱色しないときれいに染まらないため、脱染剤やブリーチ剤を使用しなくてはならないこともあり、髪によけいな負担やダメージを与えざるを得ない場合も考えられます。
カラートリートメントを作っている会社も研究開発を重ねて上記のような場合にも弊害が起きにくくしているかもしれませんが…
私たちの立場から言わせていただけるなら
「お使いの商品を見ていないので何とも言えない」
「仮にお使いの商品を見たとしても使用状況など異なるので“絶対大丈夫”とは言いにくい」
と言うのが正直なところです。。
変色やパーマのかかり不要など原因自体が各メーカーから公表されていないため問題が解決したかどうかはわかりませんし各メーカーのQ&Aには未だ記載がありますから可能性が完全になくなった訳ではないのかもしれません。
お手軽・簡単・低コスト メリットは十分理解していますが・・・
ご自身の髪をどのように扱っていくか、セルフでの施術には使用上の注意点や上記のような事象があることへの理解をされた上で、また不安や疑問のある場合にはご相談頂き私たちプロの意見やアドバイスにも耳を傾けて頂いて髪を健やかに思うような状態に保つプランをご一緒に考えさせてもらえたらうれしいです。